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令和5年3月28日手で食べるカレー体験会記

木更津市の小学生を対象に手で食べるカレー体験会を行いました

開催概要はこちら↓


◇食の多様性体験と民族衣装ルンギの着付体験

“ご飯を手でつかんでまぜて食べる”

 バナナの葉っぱの上に乗ったカレーやからあげ、漬物などを自分のお皿に取りご飯と一緒に指で混ぜて食べる。

 初めての経験は大人も子供も一緒で、ネパール出身のムクタン、ミャンマー出身のタジンをはじめ、パプリカクルーはテーブルを回り指の使い方を楽しく教えていました。

初めは慣れていなくて「むずかしい」という声が多かったのですが、慣れてくるとみんな上手に食べ始め、「おいしい」に変わり楽しく食べてくれていました。


 実は当日やってしまったことがあります。カレーが、カレーが辛かったのです。。。

シェフにはカレーは「NoSpaisyね!」と伝えてあったにもかかわらず辛い。。。

これはやってしまったな。。。子供は食べられないな。ごめんなさい。と思いながらいたのです。しかしその心配は簡単に払しょくされたのでした。


 最初こそ「からいー!」との声が聞こえていたのですが時間がたつにつれ、その声はなくなりいつのまにかみんな楽しく食べている。見渡してみるとどうやらカレーを少しにして、ご飯を多めにして食べるという工夫をしていました。


 「なるほどっ!手で食べることによって自分で小さく調整ができるんだ」


 確かにスプーンでは調整は難しいし、辛い時点で嫌になってあきらめる。だけど手で食べていると手が汚れているので食べないと終われない。よって集中して食べるという選択しかないのかもしれない。怪我の功名というべきか。これはよくも悪くも新たな発見でした。

 

 そして気が付けばすべてのテーブルで完食。お代わりまでほしいといわれるうれしいこともあり「開催してよかったなぁ」と思う一日でした。

 

 アンケートではすべてのご来場の方が「またやりたい!」という思いを記入頂き6月に2回目の開催をすることを約束してこの体験会は無事終了しました。

 

協賛:木更津市教育委員会

協力:木更津市金田地域交流センター・木更津ファーム


◇パプリカホテルです


 パプリカホテルですは現在8カ国のクルーで運営しています。

基本的な言語は日本語と英語を織り交ぜながら会話し、時にはオーバーなリアクションをして伝えたりとみんな楽しく仕事をしています。


 日本はインバウンドで海外からのお客様が増える一方、コミュニケーションがむずかしく外国人が苦手という方が多くいると思います。私もその一人でした。だけどもやってみたら目の前の人に“伝える”ということは思っていたよりも簡単で“伝えたい!”という気持ちがあれば案外伝わるんだという事を実感しています。あとは話してみるという最初の一歩。


 小さい頃の記憶や体験は、大人になってからのことと違い偏見や忌み嫌うことがないと僕は思っています。“世界にはいろいろな人がいる、自分の知らない世界がある”ということを体験させてもいいという保護者様、ぜひまた遊びに来てくださいね。


 そして僕は今から、言葉の分からないロシアのお客様のチェックアウトを行います。

なんとかなりますきっと。最後まで読んでいただきありがとうございました。


パプリカホテルです

飯塚義典

 











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